省エネ住宅ポイントを上手に利用しよう編

昨年（H２６年）１２月２７日の閣議決定を受け、本年２月３日夜に補正予算が成立した「省エネ住宅ポイント」制度が実施されます。簡単に言えば、新築やリフォームを行った際に商品に変えられるポイントが配布されます。新聞やインターネットなど、色々なところに情報がでていますので、ここではポイントを絞って説明をさせて頂きます。

①制度の概要

消費税が５％→８％へ上がったことが影響し、想定以上に消費が伸び悩みました。またそれを受け、１０％への増税を先送りすることになりました。

そこで、

・住宅市場を活性化する。

・消費税が先送りになったから、もう少し新築やリフォームをするのも待ってもいいかな。という心理を動かす。

ことを目的に、工事を行った方に商品に変更できるポイントとして、国から補助を出そうという制度です。

②対象の工事内容と付加ポイント

・新築工事　→　一律３０万ポイント

・リフォーム工事　→　改修した設備に応じたポイントがあり、その合計したポイント（上限３０万ポイント）

＋耐震改修した場合は、一律１５万ポイントの追加

（ただし、省エネ基準に適したものを使用する。耐震の場合は、現行の基準に合わせるなどの諸条件があります。）

 

リフォームの具体的な内容としては、

・窓、外壁、屋根、天井または床の断熱改修

・節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器などのエコ設備への変更

・手すりの設置、段差解消、廊下幅の拡張などのバリアフリー改修

などです。ポイント数や適応される詳しい組み合わせ等は国交省のHPもしくは弊社にお尋ねください。

 

また、ポイントは地域産品や商品券等に変更できる予定です。

③対象の期間

H26年12月27日以降に工事を契約～H２８年３月３１日までに工事着工した工事が対象となります。

　★★ただし、ポイントは予算額に達し次第終了しますので、実際にはもっと早く終わると想定されます！！なくなってしまった場合はごめんなさいm(_ _)m★★

大変得する制度ですが、慌てて飛びつくことも危険です。自分にあった住まいにすることが一番大切です。もしこの機会に検討する場合は早めに計画を立てて、ポイントに余裕があるうちに利用したいですね。